Wednesday, February 05, 2014

心肺蘇生法と応急処置の講習会

息子が通う幼稚園で、
心肺蘇生法(CPR)と応急手当(First Aid)のショートコース講習会(認定証が発行されない)が
開かれ参加してきました。




実は高校1年生の時に担任の先生に勧められ、
赤十字が開催している応急手当と心肺蘇生法の講習会に参加して認定証をいただきましたが、
なんせ25年くらい前の話(笑)。
すでに認定証の有効期限は切れ、知識はすっかり頭から抜けていました。

家族が増え、不意のけがなどにスムーズに対応できるよう
勉強したいと思っていたところだったのでちょうど良いタイミングでした。

まずは応急手当。
哺乳類や昆虫、爬虫類に噛まれたらどう対処するか?
肩を脱臼したら? 
歯が抜けたら? 
指が取れてしまったら?
物がのどに詰まってしまったら?などなど
日常生活の中で子どもが遭遇しそうなシチュエーションが次から次へと飛び出し
“へぇー!” “なるほどー!!”の連続でした。























さらに心肺蘇生法は多くの人の命をつなぐきっかけになります。
体のどの部分を、どのくらいの強さで、どのくらいの速さで押すか。
周りは知り合いばかりなので和気藹々としたムードの中で講習が行われましたが、
実際は緊迫して冷静に対処できるか・・・自信がありません!!

今回講習を受けて特に印象に残っている講師の言葉は、

☆救える命が救えていない
☆心肺蘇生法や応急手当の方法は変わるので最新情報をキャッチする事


『救える命が救えていない』
心肺蘇生法を知らないがゆえに、
家族が倒れた → 911に電話をかけた → 救急車が来るまでただ倒れた家族を見ていた
という人が非常に多いそうです。
もし心肺蘇生法を知っていたら救える命がもっと増えるはずです。
知識がないというのは恐ろしいと思いました。


『最新情報をキャッチする』
冒頭にも書きましたが、私が高校生の時に赤十字で学んだ知識が、
今では“やってはいけない事リスト”に入っていたのです。
しかもたくさん!!

例えば・・・誰かが口から泡を吹いて倒れたというシチュエーション。
昔なら、タオルや棒などを口に挟んで舌を噛まないようにする・・・と教えられていましたが、
今では絶対にやってはいけないのです。
舌を噛み切る事はまずないし、口から出ている泡などを外に出すために
物を入れたりしてはいけないのです。

このように最新情報は変わるので、
こまめにチェックしなければいけません。



今日は何度“へぇー”と言ったことか!
知識を得た以上、“へぇー”と感心してばかりではなく、
いざという時にしっかりと活かせなければ意味がありません。

知識を頭に入れることはもちろん、
さらにCPRやFirst Aidについて勉強したくなりました。

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