流れの速い海流と、氷のように冷たい海水のため
かつては脱獄不可能と言われたな刑務所〝アルカトラズ〟が
今もたたずんでいる。
(現在は国立公園になって観光も可能)
この地を舞台に、毎年抽選が行われるほど大人気のトライアスロンレース
『ESCAPE FROM ALCATRAZ TRIATHLON』が開催され、
幸運にも家族が出場することになり応援に行ってきた。
アルカトラズ刑務所 |
昨日のエキスポに登場していた
シドニーオリンピックのメダリスト・ミケリー・ジョーンズでさえ
〝私だってこのレースのスイムは怖いわ。
誰だってそうよ〟と語っていたように、
カッコいい女性が大好きなワタシ。 ミケリーと息子と一緒に♪ |
このレースのポイントはスイムにあるようだ。
試しに今朝の海水を触ってみると・・・手がしびれる(汗)。
タートルのヒートテックにフリース、
さらにダウンジャケットを着こんでの応援なのに、
この状況で泳ぐとは・・・!
2000人のアスリート達は全員、
脱出(ESCAPE)できるのか!?
午前7時30分。
沖合に停泊したフェリーから選手が一斉に凍えた海へ飛び込む。
見守るこちらも寒い(笑)。
スタートからわずか30分足らずでトップの選手が上陸。
スイムを終えた選手たちは
心なしか表情が穏やかになっているように見えた。
続いてバイク。
サンフランシスコといえば坂の街。
高低差が激しくコーナリングの多いコースを乗り切ると、
3種目のランが待っている。
バイクからランへのトランジッションエリア |
最後はFinishゲートへつながる直線コースの沿道で
ゴールを目前にした選手の顔をひとりひとり眺めていた。
氷水に身を浸し、
アップダウンの激しいコースをバイクとランで走る。
レースというよりも苦行に近いレース。
だからこそか、
選手はみんな安堵と充実感あふれた表情でゴールラインに向かっていった。
この瞬間のためにみんな前に進んでいる・・・。
ワタシもまた走り始めよう。
充実したあの表情になりたい。
ゴールする選手たちからいい刺激をもらった。
会場からはゴールデンゲートブリッジが見渡せる |
あ。ちなみに・・・。
我が家族は無事、脱出(ESCAPE)できました(笑)。
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