Sunday, June 05, 2011

脱出成功!

サンフランシスコ湾にあるアルカトラズ島。

流れの速い海流と、氷のように冷たい海水のため
かつては脱獄不可能と言われたな刑務所〝アルカトラズ〟が
今もたたずんでいる。
(現在は国立公園になって観光も可能)

この地を舞台に、毎年抽選が行われるほど大人気のトライアスロンレース
『ESCAPE FROM ALCATRAZ TRIATHLON』が開催され、
幸運にも家族が出場することになり応援に行ってきた。


アルカトラズ刑務所
















昨日のエキスポに登場していた
シドニーオリンピックのメダリスト・ミケリー・ジョーンズでさえ
〝私だってこのレースのスイムは怖いわ。
           誰だってそうよ〟と語っていたように、


カッコいい女性が大好きなワタシ。
ミケリーと息子と一緒に♪














このレースのポイントはスイムにあるようだ。
試しに今朝の海水を触ってみると・・・手がしびれる(汗)。
 タートルのヒートテックにフリース、
さらにダウンジャケットを着こんでの応援なのに、
この状況で泳ぐとは・・・!

2000人のアスリート達は全員、
脱出(ESCAPE)できるのか!?

午前7時30分。
沖合に停泊したフェリーから選手が一斉に凍えた海へ飛び込む。
見守るこちらも寒い(笑)。

スタートからわずか30分足らずでトップの選手が上陸。

スイムを終えた選手たちは
心なしか表情が穏やかになっているように見えた。

続いてバイク。
サンフランシスコといえば坂の街。
高低差が激しくコーナリングの多いコースを乗り切ると、
3種目のランが待っている。


バイクからランへのトランジッションエリア














最後はFinishゲートへつながる直線コースの沿道で
ゴールを目前にした選手の顔をひとりひとり眺めていた。

氷水に身を浸し、
アップダウンの激しいコースをバイクとランで走る。

レースというよりも苦行に近いレース。
だからこそか、
選手はみんな安堵と充実感あふれた表情でゴールラインに向かっていった。

この瞬間のためにみんな前に進んでいる・・・。

ワタシもまた走り始めよう。
充実したあの表情になりたい。
ゴールする選手たちからいい刺激をもらった。


会場からはゴールデンゲートブリッジが見渡せる














あ。ちなみに・・・。
我が家族は無事、脱出(ESCAPE)できました(笑)。

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