先日、歯科へ行ってきました。
歯科に行くと口を開けねばらなず、
コロナの感染が気になりましたが、
行ってみると想像以上に感染防止に取り組んでいました。
まずマスクをして受付に入ります。
スタッフはマスクに透明のフェイスシールド、
頭には紙で出来たシャンプーハットのようなものを被って、
全身には使い捨ての医療用ガウン。
あまりの重装備にビックリ!
次に検温して、A4サイズのプリント3枚を渡されました。
1枚目はコロナウィルスの感染拡大を防ぐためにこの歯科で行ってる取り組みの説明。
2枚目3枚目は私がウィルスに感染していないかの質問がずらっと並んでました。
“ここ2週間、海外(特に中国、韓国、スペイン)で過ごしていませんか?”
“熱や鼻水は出ていませんか?”
“PCR検査を受けて結果を待っている状況ですか?”
“家族でPCR検査を受けた人はいますか?” などなど。
私の場合は全部NOで、診察室へ移動です。
その前にマウスウォッシュで口をゆすぎ、手をしっかり洗うよう言われました。
診察台に横になると診察スタート。マスクを取って口を開けます。
先生はマスクにフェイスシールドをしていて、
歯の状態を見てレントゲンを撮り、映像の解説をして、
今後の予定を話しておしまい。
解説が手短でコンパクトだったのも印象的でした。
きっと滞在時間を短くするためですね。
患者さんも、診察台を1台おきに使っていました。
コロナ感染はないだろうと安心しましたが、
問題は、このあとの治療にかかるお金!
日本とアメリカの医療制度は大きく違い、
歯科も例外ではありません。
とにかく高い!!
まずは一般的な歯科へ行き、
症状を説明して歯の状態を調べてもらいます。
レントゲン撮影をして状況を見て相談にのってくれるだけで、
だいたい$75(日本円で8000円弱)かかります。
これをコンサルテーションと言い、
数枚分のレントゲン撮影代が含まれている事もあります。
もし含まれていない場合は、1枚に付きいくらと値段が決まっており、
撮影する前に「ここの角度とここの角度で2枚撮るがいいか?」などと聞かれます。
虫歯などは一般的な歯科で対応できますが、
神経を抜く治療となると専門の歯科に行かなければなりません。
日本だったら一般的な歯科でも神経を抜く治療ってやってもらえますよね?
分業かつ専門性重視のアメリカは違うんです!
ドクターに紹介状を書いてもらって神経治療専門の歯科へ。
実は先ほどご紹介した、
歯科のコロナ対策は、神経治療の歯科医院の様子なんです。
上記のように診察が進み、最終的には「神経を抜きましょう」という事に。
スタッフがやってきて何やら料金表を見せられ、
「神経を抜くとこれだけかかるが、今回はディスカウントしてあげるので
これだけです」と渡された金額は・・・$1180!!
えっ!?日本円で12万円ですか???
神経を抜いた後に被せるクラウン代は別で、
神経を抜く治療だけにかかる金額が・・・・これ。
早速、日本で働く歯科医の友人に尋ねると
「普通なら5000円くらい。
顕微鏡を使って治療する専門医でも5万円くらい。」
これなら格安航空券で日本に帰って、
歯科治療+友達に会ったり、買い物したり、日本食食べたりした方が
よっぽど充実した12万円の使い方じゃないか!!
でも今、コロナですよね。
帰ると2週間隔離ですよね。
神経治療は時間がかかるみたいで、
2ヶ月くらい滞在しないといけないらしい・・・。
あーもったいない!
医療は日本に限ります。
どうしても腹痛が気になり胃カメラをやった友人は、
日本円で80万取られたと言ってました。
日本なら1万5000円前後で出来ますからね。
1年のほとんどが青空のカリフォルニア。
気分を盛り上げてくれる気候は最高ですが、
健康体あって・・・ですね。
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