事の始まりは今年始めに届いた一通の封筒。
中にはこんな写真付きの紙が一枚入っておりました。
ワタシです、はい!! |
どうやら赤信号を無視して交差点を通過したとの事なのですが、
まったく身に覚えなし。
でも数枚撮られた写真には、
赤信号で交差点に入っていく私の顔と車がバッチリ写っていました(涙)。
日本では全方向の信号が一度赤になってから、
一定方向が青に変わります。
つまり全ての車両が停まるまで数秒の時間があります。
しかしアメリカでは、
ある方向が赤になったと同時に別の方向が青に変わります。
つまり赤信号で交差点に進入すると、
青になった別方向の車と衝突する危険性が高いのです。
日本の感覚で運転すると・・・こうなるのです(涙)。
(もちろん日本でも赤信号で交差点に入ってはいけません!)
午前8時30分に裁判所内にある指定された部屋に集合。
ドアを開けると、
木張りの壁に覆われた重厚感のある部屋に緊張感が増します!!
手前の傍聴席は約100人が腰かけられ、
呼び出された被告人たち(交通違反者)が座っていました。
私もそのうちの一席に腰かけ、裁判が始まるのを待つこと数分・・・。
体格のいい交通警察官らしき男性が前に出て、
ひとりひとり名前を呼んで出欠を確認します。
呼び終わったあと、
『呼ばれていない!』とか『質問がある!』など
違反者と警察官とのやり取りが15分ほど。
裁判が始まるのを待っていた私のもとに、
日本語の通訳男性がやってきました。
『まずは違反を認めるか、認めないかです。
認めた場合はシンプルです。
トラフィックスクールに通うかどうか聞かれます。
行くと、違反で引かれたポイントが戻ります。
行かなければマイナスになったポイントはそのままなので、
来年から3年間、車の保険料が高くなります。
もし認めなければ“認めない”と言って下さい。
今後裁判でどう争うか説明されます。
裁判を起こすとお金がかかります。』
こんなにバッチリ写ってたら争いようがありません。
『もちろんすぐに認めます!
トラフィックスクールにも通います!!』
ちょうど通訳さんと話し終えた頃、裁判が始まりました。
みんな何て答えるんだろう。
争う場合はどんな説明をするんだろう。
裁かれる立場なのに傍聴人のような気持ちもあり(笑)。
誰から始まるのかな・・・。
「Rika Tejima」
えっ?ワタシから!?
慌てて席を立ち、
傍聴席と裁判席を仕切る腰の高さほどの木の柵を開けて
裁判官の前へ。
客席の視線を一身に受けて緊張緊張!
「認めます。」
「通います。」
この2言で終了(笑)。
罰金とトラフィックスクール代を窓口で支払って裁判所を出ました。
1日がかりと思っていた裁判が10分で終了したのは幸運でしたが、
お支払した額は・・・不運過ぎて言えません(涙)。
今後2ヶ月以内にトラフィックスクールに通うので、
またブログで報告します(笑)。
どうぞLAで車を運転される時は黄色信号でSTOPです!!!
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